Yさんは、20年ほど前に知人から頼まれ、金融会社からの借入について連帯保証人になりました。知人から支払は順調で問題ないと聞いており、本来の支払期限を超えてからは特に連絡がないことから、Yさんは金融会社からの借入は完済したものと考えていました。
ところが、保証人になって20年経ってから、金融会社から保証債務の請求書が届きます。請求書には、元金が約50万円、遅延損害金が約150万円、合計約200万円の支払いが必要と記載されていましたが、本来の支払期限は15年前の日付が記載されていました。これだけ前のものであれば支払う必要はないのではないかと考えたYさんですが、専門家の意見を聞いて手続きをした方がいいと考え、相談に来られました。