借金を長期間返済していない場合、最後の返済から5年以上返済をしておらず、途中で債務の承認をしておらず、裁判もされていないのであれば、消滅時効援用によって借金の支払いはしなくてよくなります。
ギルドからの訴状を確認すると、上記の通り、Iさんは平成18年に取引を始め、平成21年まで返済をしており、5年以上返済をしていませんでした。また、平成21年以降トライト・ギルド等の会社とやり取りしたことはなく、裁判もされたことがないとのことです。
以上から、Iさんのケースは、消滅時効援用で借金の支払いをしなくてよくなる可能性が高いと判断し、手続きを進めました。
裁判所に消滅時効援用の答弁書を提出したところ、ギルドは訴えを取り下げてきました。最終的に消滅時効援用の内容証明郵便をギルドに送付し、消滅時効で問題ないとの確認が取れたため、Iさんの借金問題は解決に至りました。