相談に来られた時点で、借入金の合計は、5社350万円に達していました。Kさんは無職のため、返済は不可能な状態でした。
自己破産
2019/10/03
家族の生活費不足のための借入。その後失業したため、破産申立で解決しました。
親・兄弟と、ぎりぎりの家計で生活していたところへ、家族の1人が病気になり、銀行から借入。借金と仕事のストレスから精神的に限界となり失職して、借金地獄に落ちましたが、自己破産で脱出できました。
ご相談者様
Kさん(30代 女性)
職業 |
無職 |
---|---|
取引期間 |
銀行・クレジットカード |
債務総額 |
5社 350万円 |
住所 |
大阪府 |
Kさんは、親や兄弟と生計を共にして暮らしていました。仕事に就いていましたが、家族全体の収入が少なく、ぎりぎりの生活でした。そこへ、家族の一人が病気になったため、さらに家計は逼迫し、やむを得ず、銀行から借入をするようになりました。
Kさん自身は、がんばって仕事を続け、何とか返済を続けていましたが、もともと生活が苦しかったところへ、借金返済が加わったのですから、当然の成り行きで、借金は少しずつ増えていきました。
増えていく借金への不安と、仕事のストレスから、Kさんは精神的に追い詰められ、仕事を辞めざるを得なくなりました。無職となってからは、借金で借金を返す自転車操業となり、あっという間に限界となりました。
ご相談時の借金状況
解決までの道のり
返済は不可能と判断して、破産手続きを選択しました。
弁護士に破産手続きを依頼すると、借金の返済をストップすることができます。その間、家計に多少のゆとりができたので、無理の無い額で弁護士費用を分割払いしていただき、破産の申立を行いました。
自己破産には、さまざまな書類を用意し、理由を説明しなくてはなりません。家族の生活を支えるためにKさんが借金を重ねてしまった経緯を踏まえて、破産・免責に問題が無いことを裁判所にていねいに説明した結果、無事免責が認められ、借金を0にすることができました。
担当弁護士のまとめ
ご家族が病気になったことから借金をするようになり、もともと厳しかった家計が一層悪化。そのことも一因になって、ご自身も精神的に追い込まれ、失職してしまったために、経済的に破綻してしまったという事案です。
相談に来られた時は、次の返済に追われる日々でしたが、破産依頼により支払いをしなくてよくなり、ほっと一息つかれた様子でした。
致し方なく重ねた借入の返済により生活が成り立たなくなっている方、先の展望が見えずに苦しんでいる方は、債務の整理を検討してみてはいかがでしょうか。生活を一変できる可能性がありますので、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。
相談に来られた時は、次の返済に追われる日々でしたが、破産依頼により支払いをしなくてよくなり、ほっと一息つかれた様子でした。
致し方なく重ねた借入の返済により生活が成り立たなくなっている方、先の展望が見えずに苦しんでいる方は、債務の整理を検討してみてはいかがでしょうか。生活を一変できる可能性がありますので、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。