Kさんの借入額は相当な額に上っており、早晩行き詰まることは明らかでした。そのため、借金の整理方法を検討したところ、借入の経緯に浪費と言いうる面があるものの、大きな問題にはならないと判断して自己破産手続きをすることになりました。
破産申立に必要となる資料を収集し、申立をしたところ、借入の経過について指摘がありましたが、最終的には無事免責が認められました。
職業 |
会社員 |
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借入先 |
銀行・クレジットカード・消費者金融 |
債務総額 |
12社 700万円 |
住所 |
兵庫県 |
Kさんは大学を卒業して一般企業に就職しましたが、その会社ではゴルフ付き合いが必須で、毎週のようにゴルフに行っていました。当然ゴルフ用品・レッスン代・プレイ代の負担があり、Kさんは生活費が不足しがちの状態が続きました。
そんなとき、手元のクレジットカードを使えば支払いを先延ばしできることに気が付き、カードを使うようになりました。ただ、支払いの先延ばしで生活が楽になったことから、Kさんはさらにゴルフや生活費のためにカードを使うようになり、だんだんと支払額が大きくなって、支払いが厳しくなってきました。
その後は、支払いが厳しいときに銀行から借り入れたり、消費者金融からも借入するようになりました。気が付くと、借入額は700万円を超え、借入で返済をする状態が続くようになってしまいました。返しても返しても借金が増えていくことに気がついたKさんは、この悪循環を断ち切りたいとして、事務所に相談に来られました。
Kさんの借入額は相当な額に上っており、早晩行き詰まることは明らかでした。そのため、借金の整理方法を検討したところ、借入の経緯に浪費と言いうる面があるものの、大きな問題にはならないと判断して自己破産手続きをすることになりました。
破産申立に必要となる資料を収集し、申立をしたところ、借入の経過について指摘がありましたが、最終的には無事免責が認められました。