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解決事例

自己破産
2022/08/25

奨学金と営業費用のための借入で生活費不足に。

ご相談者様

Oさん(30代 男性)
職業
公務員
借入先
クレジットカード・消費者金融・奨学金
債務総額
7社1000万円
住所
兵庫県

Oさんの借入から相談に至る経過は以下のようなものでした。

・学生時代に奨学金の借入。

・社会人になってからは、営業のための費用を捻出するため、クレジットカードや消費者金融から借入。

・借入額は総額で1000万円、毎月の支払は20万円にもなっていました。

・給与の中から何とか支払っていましたが、激務であることから転職。

・転職先は安定した職場でしたが、給与は減少し、支払いが厳しくなることから、債務整理をしたいとして相談に来られました。

当事務所が関わった結果

Oさんは転職により給与が減少し、毎月支払えるのは2万円がやっとという状況でした。

債務整理の方法は、任意整理・個人再生・破産のいずれかになります。いずれが適切かは以下のように検討を進めました。

任意整理は、将来的な利息をカットして、最大60回程度の分割支払い交渉をするものです。Oさんの場合、毎月の支払は17万円ほどになり、任意整理は困難と思われました。

個人再生は、1000万円の負債を200万円に圧縮して(ただし、財産が200万円を超える場合は、財産額に圧縮)、無利息、原則3年間で分割払いする手続きです。Oさんの場合、毎月の支払は6万円弱になり、個人再生は困難と思われました。

破産は、債務を0にする代わりに、大きな財産は手放す必要があります。また、借入の原因が浪費等の場合、免責不許可になる可能性があること、一定の資格について停止されることがあること等手続きの利用について一定の制約があります。Oさんの場合、大きな財産はなく、免責不許可になるような事由、資格停止等の問題はなく、破産手続きを進められると判断できました。

以上から破産手続きを進めることになりました。弁護士費用は、生命保険から契約者貸し付けを受けるのと、不足分は分割で支払。その後、必要資料を収集して、裁判所に申し立てたところ、無事破産・免責が認められました。

担当弁護士のまとめ

自己破産を選択して経済的再生を図った事案です。
破産の特徴は、
①債務を0にすること、
②その代わり大きな財産は手放し、債権者への配当等に充てられること、
③免責不許可事由が決められているため、必ずしも免責が認められるわけではないこと、
④一定の資格は停止されること、
⑤借入の原因や財産状況等によっては、破産管財人が選任されて、手続きが複雑化する可能性があること
等があります。

①のメリットは大きいですが、②~⑤のデメリットが発生しないかを見極める必要があります。本件は、②~⑤のようなデメリットが発生する見込みはなく、①の債務を0にするメリットが得られる見込みであったため、問題なく破産手続きを進めることができました。
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