個人の借金問題
  • 0120-7867-30
  • メールでの相談受付はこちら

解決事例

個人再生
2018/10/20

ローンの残る自宅と、生活に必要な車を確保しつつ、借金を大幅に圧縮。

勤務先の業績悪化で収入が激減。住宅ローン返済のために生活費が不足し、借入をするようになり、気が付けば返済不能に。住宅ローン特則付の個人再生で、家を手放さずに借金を大幅に圧縮できました。

ご相談者様

Iさん(40代  男性)
職業
会社員
借入先
クレジットカード・住宅ローン・自動車ローン
債務総額
700万円(住宅ローン以外)
住所
兵庫県

会社員のIさんは、年間4ヶ月分ほどのボーナスが支給されるなど、収入面で恵まれていたため、住宅ローンを利用して自宅を購入しました。しかし、勤務先の業績悪化により、ボーナスが半減。さらに、残業規制が厳しくなり、毎月の手取り給与も減少してしまいました。その結果、ローンを支払うと生活費が不足し、クレジットカードで補うようになりました。さらに、家族が増えたため車が必要になりましたが、これも一括での支払いが難しかったことから、ローンを組んで購入しました。こんなことから、Iさんの借入は徐々に増えていき、月収が約40万円に対して、毎月の返済は、住宅ローン約10万円+それ以外約15万円の計約25万円にもなり、生活が立ち行かなくなってしまいました。

ご相談時の借金状況

Iさんは、住宅ローン以外に計8社から700万円もの借入金があり、収入の6割以上が返済で消えるという、生活難の状態になっていました。何とかやり繰りしたいと思っていましたが、次回の返済ができないことが確実になったため、借金問題を解決したいと当事務所にご相談に来られました。

解決までの道のり

Iさんには、一般のカードローン以外に住宅ローンがあり、所有権留保付き自動車ローンもありました。ご自身は、自宅と車は残したいと希望されていましたので、住宅ローン特則付の個人再生+自動車の買替をお勧めしました。

住宅ローン特則付個人再生では、自宅は残せますが、ローンが完済されていない車は残すことができません。Iさんには、今の車をそのまま使うことは諦めて頂き、ボーナスが出たときに、中古車を一括払いで購入することをご提案して、納得していただきました。

所有権留保付き自動車ローンの問題が解決し、住宅ローン特則付の個人再生を進める障害が無くなったため、手続きを進めることになりました。

資料を集めて個人再生を申し立てたところ、無事に認められ、約700万円あった借入金は約140万円に大幅に圧縮できました。その結果、月々の支払いは、住宅ローンの10万円とその他の債務の4万円の計14万円にまで減額できました。

解決するには

個人再生には、住宅ローン特則(住宅資金貸付債務に関する特則)という制度が設けられており、この制度を利用することで、住宅を手放すことなく、住宅ローン以外の借金を大幅に圧縮できます。Iさんにもこの制度を利用して、住宅を確保しました。
Iさんはまた、車も残したいと希望されましたが、車がローンの担保となっている状態である所有権留保が付いていたため、ローン完済まで車の所有権はローン会社にあり、個人再生をすると車はローン会社に返さなければなりません。また、個人再生をすると7年程度はローンが組めないため、自動車は一括払いで購入せざるを得ません。幸いIさんには、半減したとはいえボーナスが支給されているので、ボーナス一括払いで中古車を購入することとし、車の問題も解決しました。

担当弁護士のまとめ

住宅ローンがあったため、住宅ローン特則付個人再生で借金問題を解決した事案です。
個人再生では、自動車ローンがあると自動車を残すのは困難ですが、本件では、新たに中古車を一括払い購入で確保し、生活の足も維持することができました。どうしても現在保有の車は手放したくないという方は、今回のような解決方法のほか、任意整理での解決方法もありますので、一度ご相談いただければと思います。
まずは無料相談

債務整理、任意整理や自己破産、過払い金、多重債務など借金のご相談は、大阪・京都・神戸で展開する弁護士「みお総合法律事務所」へ

電話で

0120-7867-30
よくあるご質問はこちら»
まずはお気軽にお問い合わせください!
初回予約専用ダイヤル(初回のみ受付)0120-7867-30
ご相談予約受付フォーム
 各種法律のご相談予約
ご相談予約受付フォーム
 各種法律のご相談予約
ご相談予約受付フォーム
 各種法律のご相談予約
法人・事業主の方
個人の方
  • 当日予約可能
    電話する
  • 相談予約
  • 相談予約
  • 相談予約
※当日の弁護士の状況によります