個人の借金問題
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解決事例

個人再生
2018/11/16

大学卒業後、一念発起して起業したものの、うまくいかずに廃業。奨学金+事業資金の多額の借入で立ち行かなくなった生活を、個人再生で立て直しました。

奨学金を利用して大学に進学したMさん。卒業後の就活が上手くいかず、思い切って起業しましたが、短期間で廃業。奨学金に加えて事業資金の借入まで重なって行き詰まり、弁護士に相談したところ、借金が大幅に減額できました。

ご相談者様

Mさん(30代 女性)
職業
会社員
借入先
銀行・クレジットカード・奨学金
債務総額
900万円
住所
大阪府

Mさんは、実家の家計が厳しいことから、奨学金を借りて大学に進学しました。奨学金は4年間で250万円に及んだ上、卒業しても正社員として就職できなかったため、奨学金の返済は厳しい状況でした。

アルバイトで何とか毎月の支払いを続けていましたが、このままではキャリアアップは望めないと思ったMさんは、思い切って起業を決意。銀行から事業資金を借入して、幼児教室を開設しました。しかし、思ったように生徒を集めることができず、短期間で廃業することになり、借金だけが残ってしまいました。

幸い、廃業後に正社員に就くことができたので、膨らんでしまった借金を何とか返済していこうと頑張りましたが、事業のための借入額が大きく、利息を払うばかりで元本は一向に減らない状態が続いていました。

ご相談時の借金状況

Mさんの借入額は、奨学金も含めて10社900万円にもなっていました。いつまで経っても元本が減らず、このままでは一生返済が続くのではないかと不安になったMさんは、借金の負担を軽くしたいと考え、弁護士に相談に来られました。

解決までの道のり

Mさんは毎月15万円も返済しており、手取り給与のほとんどが返済に消えている状況でした。ただ、破産だけは避けたいというご意向で、月6~7万円程度なら支払えるとのことでした。Mさんに大きな財産はなく、借入額を基に試算してみると、個人再生をすれば毎月の返済額が5万円程度にまで圧縮できると見込まれたため、個人再生の手続きを進めることにしました。

個人再生のための資料を収集し、裁判所に個人再生申立を行ったところ、無事に認められ、900万円の借入金が180万円に圧縮でき、毎月の支払額は、15万円から5万円程度にまで減額できました。今は、3年で完済する計画に基づき、無理のない返済をしながら、安定した生活を送っておられます。

解決するには

Mさんの借入金には、奨学金も含まれていました。奨学金も個人再生の対象となりますが、保証人が親族の場合、支払えなかった分は親族の方が支払わないといけません。Mさんにお伺いしたところ、奨学金は機関保証で、親族が保証人になっていないことが分かり、スムーズに個人再生の手続きを進めることができました。

担当弁護士のまとめ

奨学金や事業資金で借入が増えてしまった方の事例です。借入額が非常に大きいため、毎月の返済額も大きくなり、返済が困難となっていました。
Mさんは、ご相談時には正社員として継続した収入を得られる見込みがあることと、自己破産は避けたいとのご希望があったため、個人再生での解決が適正だと判断しました。
また、奨学金は機関保証であり、親族保証ではないことが確認できたため、親族の方への事前連絡等の動きを入れることなく手続きを進めることができました。
個人再生により借金は5分の1に圧縮となり、毎月の支払いも減少したため、Mさんは無事に経済的再起を図ることができました。
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