個人の借金問題
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解決事例

個人再生
2019/10/24

親の住む家を手放さないとの希望をかなえるべく、“住宅ローン特則付き個人再生”の手続きを行いました。

借家の家賃に加えて、2つの住宅ローンを抱えるLさん。負担が大きく、借入で補っていましたが、支払い続けられる訳もありません。借家と住宅ローンを整理の上、住宅ローン特則付き個人再生で解決しました。

ご相談者様

Lさん(30代  男性)
職業
会社員
借入先
銀行・クレジットカード・住宅ローン
債務総額
10社 2000万円
住所
大阪府

Lさんは住宅ローンを組み、両親と一緒に暮らす家を購入しました。しかしその後結婚し、別途住宅ローンを組んで、妻と暮らす家を新たに購入しました。つまり二重に住宅ローンを支払うことになったわけです。ところが、妻と不仲になって離婚してしまい、妻と住んでいた家を出て、賃貸住宅で暮らすようになりました。住宅費の負担がさらに増えたことで生活費は常に不足した状態となり、銀行やクレジットカードからの借入で補っていました。しかし、借入が増えるにつれて利息も増え続け、破綻は目に見えていました。

住宅ローンを含めた毎月の支払いに限界を感じたLさんは、当事務所に相談に来られました。

ご相談時の借金状況

借入金の合計は、10社2,000万円にもなっていました。

ご相談時の住宅事情は複雑で、最初に購入した家には両親が、次に購入した家は賃貸して他の人が住んでおり、ご自身は別の賃貸物件で暮らしていました。その結果、2件分の住宅ローンに加え、自分の住まいの家賃も払っているという状況だったわけです。

解決までの道のり

Lさんのご希望は、両親の暮らす家は残したいというものでした。しかし、Lさん自身が住んでいないため、そのままでは残すことはできない状態でした。

そこでLさんは、住んでいた賃貸住宅を引き払って、両親の住む家に引っ越しをし、人に貸していた家を売却するようにして、両親の家を残す方法を選択しました。このように、居住関係を整理した結果、住宅ローン特則付き個人再生が認められ、2,000万円あった債務を300万円に圧縮することができました。毎月の支払いも約85,000円程度になり、大幅に負担を減らすことができました。

解決するには

個人再生で、住宅ローンを支払っている住まいを残すには、そこに居住している必要があります。そのために、複雑になっていた居住関係を整理してから、手続きを進めました。Lさんのご希望通り、大切なご両親の家を残すための方法です。結果として、ご両親の家は残したまま、大幅に債務を圧縮して、無理のない返済を再開することができました。Lさんは今は、平穏な日々を取り戻しておられます。

担当弁護士のまとめ

二重の住宅ローンに加え、住居の家賃も払わなくてはならないという、住宅費の三重負担から発生した借金を解決した事案です。
住宅ローンを組んでいる住まいを残すには、個人再生をする人自身がそこに居住している必要があります。本件では、その居住の要件が満たされていなかったため、引っ越しをするなどの手順を踏みました。
個人再生は、借金を圧縮しつつ自宅を残すことが可能ですが、そのためには検討すべき事項がいくつもあります。借金返済が難しくなったものの、住宅ローンを支払っている自宅は残したいという方は、ぜひ一度弁護士に相談いただければと思います。
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