債務を圧縮すれば、住宅ローン以外の支払いは月9万円程度になり、何とか支払える見込みがあったため、個人再生で手続きをすることになりました。
資料を収集して再生申立をしたところ、無事再生申立が認められ、借金は約8分の1圧縮、3年の分割払いになりました。
職業 |
会社員 |
---|---|
借入先 |
銀行・クレジットカード・消費者金融・住宅ローン |
債務総額 |
15社 2500万円 |
住所 |
大阪府 |
Kさんは、大手の企業に勤務されており、もともと借金のない安定した生活をされていました。ただ、子どもが大きくなり、芸術系の大学に進学することになったため、これまでの収入だけでは支払いが厳しい状況でした。そこで、教育ローンの借入れをし、子どもは奨学金を借り入れてKさんが連帯保証人になる形で費用を賄うことにしました。
月々の支払額はあまり大きくなく、問題なく返済できると思っていましたが、返済のために生活費が不足するときがあり、そのときにクレジットカードを利用するなどしてしのいでいるうちに返済額が徐々に大きくなっていきました。気が付くと自身の借入額が1500万円、奨学金の保証が1000万円、住宅ローンが1000万円という状態で、自転車操業状態に陥っていました。
Kさんは、自宅を残しつつ債務の整理をしたいと考え、当事務所に相談に来られました。
債務を圧縮すれば、住宅ローン以外の支払いは月9万円程度になり、何とか支払える見込みがあったため、個人再生で手続きをすることになりました。
資料を収集して再生申立をしたところ、無事再生申立が認められ、借金は約8分の1圧縮、3年の分割払いになりました。