返済が苦しくなると、銀行からの借入も利用するようになりました。
数年を経て、夫婦関係は改善しましたが、借入額は6社600万円、毎月の返済は10万円を超える状態になっていました。Nさんは、返済が厳しい状態が続くため、生活再建を図りたいとして、当事務所に個人再生ができないか相談に来られました。
職業 |
会社員 |
---|---|
借入先 |
銀行・クレジットカード |
債務総額 |
6社 600万円 |
住所 |
大阪府 |
Nさんは、夫婦関係が悪い時期があり、食事をほとんど外で済ませる時期がありました。そのため、食費がかさみ、生活費が不足するときに、クレジットカードのリボ払いを利用するようになりました。
返済が苦しくなると、銀行からの借入も利用するようになりました。
数年を経て、夫婦関係は改善しましたが、借入額は6社600万円、毎月の返済は10万円を超える状態になっていました。Nさんは、返済が厳しい状態が続くため、生活再建を図りたいとして、当事務所に個人再生ができないか相談に来られました。
毎月の返済額が大きく、このまま支払いを継続することはできないと考えられました。学資保険等である程度の財産がありましたが、600万円ほどの債務を250万円ほどに圧縮できることが見込まれ、毎月の収支からすると何とか返済はできると見込まれました。
以上の見通しの下、個人再生の手続きをお受けしました。
弁護士費用は分割払いでお支払いいただき、当事務所から申立必要資料についてご説明の上、資料を収集しました。裁判所に申し立てたところ、個人再生で支払っていくことは可能であると判断され、無事、債務圧縮の上支払いを再開することができました。
Nさんは、学資保険の解約返戻金が大きく、ある程度の財産があると判断されました。財産額が大きいと、個人再生手続き上、債務の圧縮率が低くなってしまいますが、それでも財産額が債務額より大きくなければ、ある程度の圧縮が可能です。本件では、総額250万円を、5年間毎月約42,000円支払う形になりました。