借入が5社で約400万円、返済額が月10万円程度になったところで限界を感じ、個人再生で経済的建て直しを図りたいとして相談に来られました。
個人再生
2021/01/21
教育ローン等の支払いが厳しく、個人再生申立した事例
ご相談者様
Mさん(40代 男性)
職業 |
会社員 |
---|---|
借入先 |
銀行・クレジットカード |
債務総額 |
5社 400万円 |
住所 |
兵庫県 |
Mさんは、クレジットカードのポイントキャンペーンに惹かれ、クレジットカードを申し込みました。買い物などに利用しましたが、問題なく支払いはできていました。
ただ、子どもが大きくなるにつれ教育費が大きくなり、教育ローンを約100万円組んだことで、支払額が一気に大きくなりました。クレジットカードの支払いをリボ払いに切り替えたりもしましたが、目先の支払額が下がるだけで、債務総額は膨らむ一方でした。
ご相談時の借金状況
当事務所が関わった結果
Mさんは、正社員として勤務しており、月4万円程度の返済が可能でした。個人再生の場合、債務が400万円の場合、100万円か手持ちの財産額のいずれか大きい額を3年間で支払うことになります。Mさんは、大きな財産がなかったため、3年間で100万円、月にすると約3万円を支払えばいいものと見込まれましたので、個人再生で問題ないとの見通しの下手続きを進めました。
弁護士費用は毎月分割してお支払いいただき、必要な資料を準備して申立をしたところ、見通し通り個人再生が認められました。
Mさんは毎月約3万円を支払えばいいことになり、無事経済的再生を果たすことができました。
担当弁護士のまとめ
個人再生により経済的建て直しを図った事案です。個人再生は、債務の元本も圧縮でき、3年の分割が認められますので、支払額を大幅に圧縮することができます。
債務整理の方法は、他に自己破産・任意整理があり、財産や債務の状況・借入原因等から最適な方法で手続きを進める必要があります。借金返済に行き詰ったという方は、みお綜合法律事務所にご相談いただければと思います。
債務整理の方法は、他に自己破産・任意整理があり、財産や債務の状況・借入原因等から最適な方法で手続きを進める必要があります。借金返済に行き詰ったという方は、みお綜合法律事務所にご相談いただければと思います。