Hさんにはもともと消費者金融に約300万円の借入れがありましたが、10年間程にわたり返済し続けるうちに、残高を約100万円にまで減らしていました。
任意整理
2017/12/25
律儀に返済し続けること20年。弁護士に依頼したら借金が消え過払い金まで戻った。
生活費を補うために20年にもわたり消費者金融と取引きして来たHさんでした、借金返済に困って弁護士に相談したことで状況が一変。借金問題は一気に解決しました。
ご相談者様
Hさん(60代 男性)
債務総額 |
100万円 |
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Hさんは、ずっと病気がちで収入の不安定な生活が続いていました。そのため家計が苦しく、20年以上もの長期間にわたって消費者金融で借りては返し…の繰り返しが続いていました。
いったん残高が減った時期もありましたが、再びHさんの病状が悪化して、ついには仕事を失ってしまいました。闘病しながらの借金返済はむずかしく、奥様に付き添われてご相談に来られました。
ご相談時の借金状況
解決までの道のり
借金の内容を詳しく伺い、利息制限法に基づいて引き直し計算をしてみたところ案の定、法定金利を上回る高い金利で取引きさせられていたことがわかりました。 実際に手続きをすると借金は0になり、約500万円もの過払い金を回収できました。Hさん夫婦が長年苦しめられて来た借金問題はすべて解決しました。
Hさんからご相談を受けた時点で、このケースなら過払い金を回収できる可能性が高いと予測できました。しかも、Hさんの場合は消費者金融との取引きが20年以上にも及ぶ長期間だったため、見込める過払い金もかなりの金額を回収できる見込みがあると判断しました。回収できた過払い金で弁護士費用が支払えた上に、Hさんの手元には約380万円の現金が戻り、ご夫婦ともに満足していただくことができました。
担当弁護士のまとめ
平成20年頃より前から消費者金融と取引されている方は、法定利息を超える利率で取引をされていることが多く、借金が残っているように見えても実は借金がなくなっていて、逆に過払金が返ってくることがあります。
消費者金融やクレジットカード会社と長年取引をしていてなかなか借金が減らないという方は、借金の減額や過払金の回収ができることがありますので、一度弁護士にご相談いただければと思います。