個人の借金問題
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借金問題の法律解説

多重債務になる理由

あちこちに借金のあるような人はお金にルーズな人、と思っていませんか?多重債務問題で悩んでいる人には、意外にも真面目な性格の人が多いのです。 ここでは、多重債務とはどういう状態のことなのか、なぜいくつもの借金を抱えてしまうのか、その理由を説明しています。

多重債務とは?なぜ、借金に借金を重ねるの?

銀行・信販会社・消費者金融などの、複数の金融機関から借金をすることを多重債務といいます。2010年に消費者金融に対して総量規制が導入されて以来、総収入の3分の1を超える金額は貸せなくなり、過剰な貸付けはいったん鳴りを潜めました。けれども、これで借金をする人の数が減ったわけではなく、その後も銀行カードローン・信販会社のリボ払い・住宅ローンなど、手を替え品を替えて仕掛けられる借金への誘惑に乗ってしまう人の数は後を絶ちません。

急に現金が必要になるという事態は誰にでも起きることです。借金自体は悪いことではなく、期日までに返済すれば何の問題もないのですが、返せないほどの借金を背負ってしまった状態が多重債務です。とくに、借金を返せなくなった場合に債務整理しようとせず、借りてでも返さなければならないと考える真面目な人が、多重債務へと陥ってしまう傾向が強いようです。

誰でもはまる落とし穴。金融業者の巧みな罠

落とし穴その1

緩い審査で大金を貸し出す銀行カードローン

借金といえば、少し前までは消費者金融を利用する人が多かったのですが、最近では銀行のカードローンやネットバンクを利用するケースがふえてきました。とくに、多重債務者をふやしている原因のひとつが銀行カードローンです。注意しなければならないのは、銀行は総量規制の対象外であるため、消費者金融で借りられなくなった人でも借りられるという点です。消費者金融には警戒心を抱くのに、銀行なら安心と考えている借り手の側にも、甘い審査で100万円以上もの大金をその場で融資する貸し手の側にも問題がありますが、銀行カードローンによる債務超過で借金苦に陥る人の数は増える一方です。

落とし穴その2

甘い言葉で借入れを促す消費者金融

一方、総量規制の対象になる消費者金融では、借りる前に審査を受けなければいけません。総収入などから判断され、初回は10万円程度の借入れしかできないこともあります。ただ、返済をきちんと続けていくと借入れ限度額は徐々に上がっていきます。「ご利用枠が増えました」とATMの機械が教えてくれる場合もあれば、業者が電話をかけてくることもあります。利用者もそう言われると、自分の信用度が上がったような錯覚にとらわれ、また借りようという気になってしまうものだそうです。公務員や大企業に勤めていれば、利用限度額が1年間で200万円まで引き上げられることも珍しくありません。しかも、金融業者のATMの多くは、借りるときに「ご出金」、返済するときは「ご入金」という表示になっています。これでは自分のお金を引き出すような感覚で借入れをふやしてしまうのも無理のないことかも知れません。

落とし穴その3

目先の負担軽減を優先すると返済がエンドレスに

多重債務者が陥りやすい落とし穴のひとつに、安易な返済計画があります。たとえば借金総額が300万円の場合、仮に月々の負担を軽くしたいと考えて月額5~6万円程度の返済計画を組んでしまうと、自分は着実に返しているつもりでも、現実には利息を払っているだけになり、元金は依然として全く減らない状態が延々続くことになります。目先の支払いのことだけに気を取られていると、完済までに気が遠くなるほどの年月がかかります。これこそが、金利で稼ごうとする金融業者の思うツボなのです。

落とし穴その4

生活費のための借金で、さらに多重債務に

借金に負われる生活が続くと収入の多くを返済にまわすため、生活費が足りなくなってきます。すると、今度は手っ取り早くキャッシングのできるクレジットカードで借入れするようになります。また、生活費が足りなくなる。また、借りる。この繰り返しです。ギャンブルや浪費と違い、生活費はガマンして抑えられるものではありません。それだけに生活費を借金に頼るようになると、多重債務をいっそう加速させることになります。

借金苦から解放される、弁護士相談

いったん多重債務者になってしまうと、借金返済が生活の最優先事項になります。「借りたお金はちゃんと返さないといけない」と律儀に思い込むことが借入れを増やし、多重債務を悪化させている場合もあります。「借金のために生活が苦しい」「借金のことしか考えられない」と思うようになったら、金額や利用件数に関わらず、早めに「みお」にお電話ください。「借金=恥ずかしい」と思いがちですが、決してそんなことはありません。そして、今までの悩みを全て弁護士にお話しください。私たちはあなたのお話の中から解決の糸口を見つけ出し、法律の手で多重債務からあなたを救う方法を見つけます。

弁護士がわかりやすく解説
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