Mさんは会社員として仕事をしていましたが、一人暮らしで、家賃の負担もあり、毎月支払えるのは3万円ほどが限界でした。そのため、本来であれば、個人再生の手続きで債務を圧縮・分割して支払うか、破産で債務について免責を受けることも考えられました。ただ、Mさんとご両親は借りたものは返すべきとのお考えであったことから、ご両親からの援助も加えて任意整理を進めることになりました。
ご両親からの援助可能額は月5万円。ご依頼後は、毎月の支払額がMさん自身の原資3万円に援助の5万円を加えた8万円の範囲に収まるようクレジットカード会社との交渉を進めました。その結果、ショッピング残高に利息を付加せず、60回分割、毎月7万円支払いで和解が成立。無事毎月の支払額を8万円以内に抑えることができました。