毎月不足する生活費を補填するために借り入れをしたクレジットカードについて、任意整理で毎月の負担を減額。

任意整理

2024/03/09

ご相談者様

Ｙさん（40代　男性）

職業	会社員
借入先	クレジットカード
債務総額	２社２４０万円
住所	大阪府

Ｙさんは、毎月不足する生活費を補填するために、クレジットカードから借り入れをしていました。お金を借りるのは怖い印象もありましたが、有名なクレジットカードであれば問題ないだろうと考え、借り入れを始めたとのことです。

ただ、クレジットカードとはいっても、金利は年１５％～１８％あり、返済明細を見ると半分近くが利息に入っていて、返しても返しても元本はなかなか減りません。逆に、借り入れをすると一気に元本が増えるような状態で、Ｙさんの借入総額は２枚のカードで２４０万円にもなってしまいました。毎月の返済額は６万円程度で、返済しても元本がなかなか減らないことに危機感を覚えたＹさんは、債務の整理をしたいとしてみお綜合法律事務所に相談に来られました。なお、Ｙさんは家族には借金ことは話をしていませんでした。

当事務所が関わった結果

Ｙさんの借入は、イオンカードとクレディセゾンでそれぞれ１２０万円、合計２４０万円ありました。返済額はそれぞれ月３万円で、合計月６万円になっていました。これについて、Ｙさんとしては、毎月４万円程度になれば無理なく支払えるとのこと。将来の利息をカットして、６０回分割ができればＹさんの希望通りになるところ、６０回払いであれば一定の見通しが立つと判断し、任意整理をお受けしました。

手続きをお受けした後は、クレジットカード会社と、将来の利息カット及び６０回分割の交渉を行いました。その結果、こちらの希望が通り、利息０％で６０回分割の合意が成立。毎月の支払額は２社で４万円となり、無理なく支払える金額に変更ができました。

担当弁護士のまとめ

クレジットカード会社からの借入について、任意整理で負担の軽減を図りました。任意整理は、個人再生・自己破産と比較して経済的メリットは小さくなりますが、裁判所を通さないため手続きが簡易であることや、家族に秘密のまま手続きを進めやすい等のメリットがあります。
みお綜合法律事務所では、債務額・借入原因・手続きに対するご希望等から最適な手続きをご案内しています。借金の返済が厳しくなってきたという方は、ご相談ください。