ギャンブルのために利用したクレジットカードからの借り入れについて、任意整理で返済額を圧縮。

任意整理

2023/11/30

ご相談者様

Ｋさん（40代　男性）

職業	公務員
借入先	クレジットカード
債務総額	４社７００万円
住所	大阪府

Ｋさんは、公務員として勤務していましたが、ギャンブルにのめりこんでしまい、クレジットカード会社から多額の借入をしてしまいました。借入額は約７００万円、毎月の返済額は２５万円にもなり、収入の範囲で返済するのが困難と感じたＫさん。毎月の負担を圧縮したいとして、みお綜合法律事務所に相談に来られました。

当事務所が関わった結果

Ｋさんの借入額は７００万円にもなっており、個人再生も考えられるところでしたが、Ｋさんは公務員として安定した収入があり、借りたものは元本だけでも返済したいとのご希望であったため、任意整理を進められるか検討しました。

仮に７００万円を無利息にして６０回分割にすると、毎月の返済額は約１２万円。Ｋさんの手取り収入は毎月３５万円、ボーナスは年１００万円程度、毎月の支出は２０万円とのことで、毎月１５万円までであれば余裕をもって支払えるとのことでした。１５万円の余剰に対し、１２万円の支払いであるため、十分に支払いが可能であると判断。任意整理の手続きを進めました。

実際にクレジットカード会社各社と交渉をすると、見込み通り無利息６０回分割となり、毎月の返済額を１２万円に変更できました。

担当弁護士のまとめ

ギャンブルによるクレジットカードからの借り入れについて、任意整理で解決をした事案です。毎月の返済額は半分程度に圧縮、総支払額も利息カットにより３００万円程度は圧縮できたため、任意整理により大幅に経済的負担を軽減できました。
借金整理の方法には、任意整理のほか、個人再生・自己破産があります。みお綜合法律事務所では、借入状況や借入原因、家計収支などから最適な手続きをご提案し、手続きを進めています。借金返済に困っているという方は一度ご相談ください。