Tさんの借金は雪だるま式に増え続け、ついに住宅ローン返済のほうも滞るようになり、住宅を手放す羽目に陥ってしまいました。ところが、家を任意売却したにもかかわらず、売れた金額が予想外に低かったため、約500万円ものローン代金が借金として残ってしまいました。
債権回収会社から返済を求められたTさん夫妻は、売却後もローン代金を払い続けていましたが、60才に近づいてさらに収入が減ったことから支払いが完全にストップ。500万円近いローンの残債と、合わせて約200万円ある借金の整理方法を検討したいとしてご相談に来られました。