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解決事例

自己破産
2018/05/27

ゲーム依存から自己破産。危うく免責不許可になるのを弁護士が救った。

ゲーム依存による借金は浪費と言えますので、自己破産しても免責が得られない可能性がありましたが、弁護士による手続き進行で裁量免責を得ることができました。

ご相談者様

Jさん(30代 男性)
職業
会社員
借入先
クレジットカード
債務総額
350万円
住所
大阪府

もともとゲーム好きだったJさんは、スマートフォンにしてからはますますゲームに熱中するようになりました。最初のうちは無料で楽しんでいましたが、もっと有利にゲームを進めるために有料のアイテムが欲しくなり、課金ゲームにのめりこむようになりました。

支払いにはクレジットカードを利用していましたが、いくつものゲームに参加するようになると、アイテム代に費やす金額もみるみる増え、カードでの支払いは300万円にも達していました。

ご相談時の借金状況

さらに加えて、Jさんは会社で引き起こした作業ミスのために、数十万円にも及ぶ損害賠償を求められていました。ただでさえ借金苦に陥っているJさんにそんな大金が用立てできるはずもなく、仕方なく消費者金融から50万円を借入れて、賠償金の支払いに充てました。

Jさんの収入は以前に比べて下がっており、生活費だけで収入のすべてが消えてしまう状況で、350万円近い借金を返していくのはとても無理と考え、ご相談に来られました。

解決までの道のり

年収を大きく上回る借金を背負ってしまったJさんに、返済することが前提になる任意整理や個人再生は不可能と判断し、自己破産を検討することにしました。

ただ、借金の原因が課金ゲームだったことから免責不許可になる可能性がありました。現に、裁判所での申立てにおいて、Jさんのケースは免責不許可事由に該当すると指摘されましたが、弁護士が今はゲームをすっかりやめたことや、Jさんが深く反省していることを説明。裁判官もこれらの事情を考慮してくれて、免責が認められ、Jさんはすべての借金の返済を免除してもらうことができました。

解決するには

自己破産の手続きのポイントはいかにスムーズに免責を得るかにあります。免責は誰にでも認可されるわけではなく、申立て内容に嘘があったり、財産隠しをしていたり、浪費やギャンブルで財産を失ったりしていた場合は、免責が不許可になることがあります。
課金ゲームで大金を失ったJさんの場合はまさにこれに当たりました。そこで、弁護士はJさんがゲーム依存に陥るようになった理由、現在はゲーム依存から脱出したこと、深く反省していることなどについて、審査のための尋問の場(免責審尋)で事情を説明。裁判官にも認めてもらうことができました。

担当弁護士のまとめ

ゲームの課金で生活が一変してしまった方の事例です。スマートフォンのゲームはお金を使っている感覚が弱く、あっという間に支払い額が大きくなってしまうこともあると思います。このようなゲームの課金は、裁判所では浪費と判断され、免責不許可事由と扱われてしまいます。そのため、免責を認めてもらうには、様々な事情を説明していく必要があるのですが、本件は無事免責を得ることができました。
浪費が原因でも借金問題の解決は可能であることがわかる一事例となります。
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