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解決事例

自己破産
2018/08/07

給与が少なく、奨学金やクレジットカードでの借入金を滞納。滞納から数年を経て、自己破産を決意し、人生再建へ。

奨学金で大学を卒業して就職したものの、給与が少なく、奨学金返済や家計補填のためにクレジットカードで借入。しかし、すぐに奨学金も借入金も返済できなくなり、数年間滞納していました。思い切って自己破産を決意し、ようやく借金苦から解放されました。

ご相談者様

Kさん(30代 女性)
職業
パート
借入先
クレジットカード・奨学金
債務総額
600万円
住所
大阪府

Kさんは母子家庭で育ち、母親がフルタイムで働くことができなかったため、生活は苦しい状態でした。しかし、母親の勧めもあり、また、大学卒なら給与も高く、母親に楽な生活をさせてあげられると思い、奨学金を利用して大学に進学しました。奨学金の保証は、万一のことを考え、親族保証ではなく、保証会社による機関保証を利用しました。

大学は卒業したものの、Kさんは条件の良い所には就職できず、期待したような収入は得られませんでした。母親の収入も少ない状態が続いたため、家計の足しにとクレジットカードのキャッシングを利用しました。一時的にはそれで家計は助かりましたが、利息が高く、すぐに支払いができなくなってしまいました。奨学金の返済もできなくなり、次々に督促状が舞い込むようになりましたが、払いたくても払うことができないまま数年が過ぎ、このままではいけないと、借金問題を解決する決心をしました。

ご相談時の借金状況

クレジットカード4社からの借入と奨学金の残高を合わせると、600万円もの債務があったKさんですが、結婚を意識する年齢となり、このまま放ってはおけないと決意。弁護士に自己破産の相談に来られました。

解決までの道のり

Kさんの収入額を考えると返済の見通しが立たないこと、生活費の不足が借入の理由であったこと、奨学金は親族による保証ではなく保証会社による機関保証であったことなどから、自己破産の手続きを進めました。返済できなくなってから長期間経っていたことなどもあり、裁判所からは詳しい事情説明を求められましたが、弁護士を通じて必要な事項を詳しく説明することで、無事免責が認められました。

解決するには

奨学金が払えなくなって自己破産を申請するケースで、気を付けないといけないのが保証人の有無です。親族が保証人になっている場合、本人が支払えなくなると保証人が代わって返済せねばならず、親族に迷惑がかかるため、手続きの選択の幅が狭くなってしまいます。しかしKさんは、返せなくなった場合を考えて、保証会社が保証に入る機関保証を利用していたため、保証人の点は心配せずに自己破産の手続きを進めることができました。滞納期間が長期に亘っていたため、裁判所から詳しい説明を求められましたが、弁護士が滞納理由や事情を詳しく説明したことで、自己破産及び免責が認められました。

担当弁護士のまとめ

学費の支払いが困難なため、奨学金を借りて大学に進学したものの、返済が厳しくなって悩んでいるという方も、自己破産で将来の展望が開けることがあります。奨学金だけは返済しなければいけないと思っている方も多いのですが、奨学金も借金のひとつですから、自己破産となれば手続きの対象となります。
当事務所は、奨学金の支払ができなくなって自己破産を選択される方の相談も多く承っていますので、悩みを抱え込まず、早めにご相談いただければと思います。
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