どうしようもなくなり家族に話をすると、弁護士に相談するのがいいのではということになり、当事務所に来所されたMさんの借入額は、10社で約500万円に達していました。
自己破産
2018/08/25
父子家庭で家計がパンク。自己破産で経済的立ち直りに成功。
病気がちの父との暮らしは経済的に安定せず、生活費が不足すると借金でやりくりしていたMさん。しかし自身も体調を崩して退職を余儀なくされ、自己破産を選んで生活の立て直しを図りました。
ご相談者様
Mさん(20代 男性)
借入先 |
クレジットカード、消費者金融 |
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債務総額 |
500万円(10社) |
住所 |
大阪府 |
Mさんは、小さい頃両親が離婚し、父親と暮らしていましたが、父親が体調を崩しがちで生活は安定していませんでした。Mさんが就職してからは、Mさんが生活を支えるようになりましたが、どうしても生活費が不足することがあり、消費者金融やクレジットカードからの借入をするようになりました。初めは問題なく返済できていましたが、父親が入院したりすると医療費がかさみ、借入と返済が徐々に増えて行きました。それでも何とか返済していましたが、Mさん自身が体調を崩して退職を余儀なくされ、さらに借入が必要になると、ついに返済ができない状態になってしまいました。
ご相談時の借金状況
解決までの道のり
Mさんは退職後アルバイトを掛け持ちして、一定の収入がありましたが、とても返済できる額ではありませんでした。そこで、自己破産で手続きを進めることにしました。
手続きを進めた結果、借入の経過等に問題はなく、Mさんに大きな財産もなかったため、裁判所で免責が認められました。これによりMさんの借金問題は解決に至りました。
ひとり親家庭で生活に余裕がなかったことから自己破産に至った方の事例です。ひとり親家庭と言えば母子家庭が多いかもしれませんが、父子家庭でも生活困難に陥りやすいのは同じです。
Mさんは借入の経緯等に問題なかったことから、自己破産の申立後、無事免責が認められ、借金問題を解決して、生活の立て直しを図ることができました。
担当弁護士のまとめ
借金問題の解決を弁護士に依頼すると、返済や取り立てを一時的にストップできます。返済をしたくてもどうしようもなくなったときは、ひとまず弁護士にご相談ください。ご相談時点で弁護士費用がなくても大丈夫です。費用は分割払いが可能です。そして、債権者からの催促が止まっている間に、弁護士が手続きを進め、最終解決まで進めていきます。