他のクレジットカードから借入をして何とか返済を続けていましたが、当然クレジットカードの返済も必要になり、さらに返済が厳しくなっていきました。Yさんは、自営業の継続に限界を感じ、店をたたんだ上で、破産の相談に来られました。
自己破産
2020/11/25
自営の時の借入を破産で解決
ご相談者様
Yさん(60代 男性)
職業 |
会社員 |
---|---|
借入先 |
銀行・クレジットカード |
債務総額 |
10社800万円 |
住所 |
大阪府 |
Yさんは、飲食店を自営していましたが、開業時に借入をした数百万円について、客足が伸びないことで返済が困難になりました。
ご相談時の借金状況
解決までの道のり
Yさんの収入は年金と、転職後の仕事の給料がありましたが、800万円もの負債を支払えないのは明らかでした。借入の原因も事業資金で特に問題のないものでしたので、Yさんのご希望通り自己破産を進めることになりました。
当事務所が関わった結果
弁護士費用を分割でお支払いいただいた上で、自己破産のための資料収集を行い、自己破産の申立をしました。
その結果、無事、債務についての免責が認められ、Yさんは借金に追われることのない生活を取り戻すことができました。
担当弁護士のまとめ
事業資金の借入と、それを補うためのクレジットカードでの借入により負債が膨らみ、破産に至った事例です。
Yさんのような自営業の方は、破産するにあたり、借入原因や財産等について詳細な調査を行う破産管財手続になることがよくあります。ただ、Yさんは自営といってもお一人でやっていた飲食店で、規模の小さいものでした。
その点が考慮され、書面審査だけで手続きが進められる同時廃止手続きで破産・免責が認められました(なお、場合により、書面審査だけではなく、裁判所での面談が追加されることがあります)。
Yさんのような自営業の方は、破産するにあたり、借入原因や財産等について詳細な調査を行う破産管財手続になることがよくあります。ただ、Yさんは自営といってもお一人でやっていた飲食店で、規模の小さいものでした。
その点が考慮され、書面審査だけで手続きが進められる同時廃止手続きで破産・免責が認められました(なお、場合により、書面審査だけではなく、裁判所での面談が追加されることがあります)。