自営の仕事を辞めた後は、パートの仕事をして借金を返済していましたが、返済額が多く、借りては返すという自転車操業状態が長く続きました。
何とか支払いを続けようと思っていたIさんですが、2020年からの新型コロナウイルスの影響もあり仕事が減ってしまい、返済不能に陥ってしまいました。債権者からの督促が来るようになり、どうしようもないと感じたIさんは、自己破産をしたいとして相談に来られました。
職業 |
会社員(借金開始時は自営業) |
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借入先 |
銀行 |
債務総額 |
約300万円 |
住所 |
大阪府 |
Iさんは、自営でお花の教室をやっていましたが、材料等の仕入れがあり、クレジットカードを使って決済していました。一括での支払いのため特に利息が付くこともなく、当初は、教室の売上で十分支払いが可能でした。
教室の運営が順調であったことから、Iさんは規模を大きくしようとしましたが、思ったほど生徒の数が増えず、テナントとしての賃料ばかりが重くのしかかるようになりました。借入をして教室を継続しようとしたものの、すぐに支払いが厳しくなり、教室は閉めることにしました。
自営の仕事を辞めた後は、パートの仕事をして借金を返済していましたが、返済額が多く、借りては返すという自転車操業状態が長く続きました。
何とか支払いを続けようと思っていたIさんですが、2020年からの新型コロナウイルスの影響もあり仕事が減ってしまい、返済不能に陥ってしまいました。債権者からの督促が来るようになり、どうしようもないと感じたIさんは、自己破産をしたいとして相談に来られました。
ご相談時、Iさんの借入額は約300万円、返済額は月約10万円、月収は約13万円で、支払いを続けることはできないことが明らかでした。また、債務を圧縮したとしても支払いはできない状態でした。そこで、自己破産で借金問題を解決することになりました。
Iさんの借入の原因は自営の時の運転資金、最終的に支払い不能に陥ったのは感染症の広がりによる収入減が原因です。破産に至った原因に特に問題はなく、必要資料を集めて破産申立を行ったところ、無事免責が認められました