ご相談に来られた時、Kさんは破産も覚悟していました。ただ、督促状の中身を確認するとともに、状況の詳細をおうかがいすると、5年以上取引が止まっており、裁判をされたりもしてない様子であったことから、消滅時効を援用すれば問題を解決できると見込まれました。
そこで、Kさんから消滅時効援用の手続きをお受けし、債権回収会社に対し消滅時効援用の書面を送付しました。
まもなく、債権回収会社から、消滅時効援用で問題ないとの連絡があり、Kさんの借入の問題は無事解決しました。
職業 |
年金生活 |
---|---|
借入先 |
銀行 |
住所 |
大阪府 |
60才代のKさんは、20才代~30才代の頃に銀行や消費者金融から借り入れをしていたところ、10数年取引した後、支払いができなくなっていました。しばらくそのままにしていましたが、消費者金融から借り入れをしていた人は過払金を回収できる可能性があることを聞き、弁護士に過払金の手続きを依頼しました。そうすると、利息の払い過ぎで、借入は0になり、さらに、1年ほどして無事過払金を回収。ただ、銀行からの借入はすっかり忘れていたため、そのままにしてしまいました。
何事もなかったようにさらに10年以上期間が経過していたところ、ある日、債権回収会社から督促状が届きます。聞き覚えのない会社でしたが、銀行から債権を譲り受けたと書いており、何十年も前に支払えなくなった銀行からの借入のことと分かりました。
元本は30万円ほどでしたが、遅延損害金が膨らんで200万円ほどに。年金暮らしではとても払える金額ではありません。困ったKさんは、対応方法を知りたいとして、みお綜合法律事務所に相談に来られました。
ご相談に来られた時、Kさんは破産も覚悟していました。ただ、督促状の中身を確認するとともに、状況の詳細をおうかがいすると、5年以上取引が止まっており、裁判をされたりもしてない様子であったことから、消滅時効を援用すれば問題を解決できると見込まれました。
そこで、Kさんから消滅時効援用の手続きをお受けし、債権回収会社に対し消滅時効援用の書面を送付しました。
まもなく、債権回収会社から、消滅時効援用で問題ないとの連絡があり、Kさんの借入の問題は無事解決しました。