個人の借金問題
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解決事例

個人再生
2018/01/29

奨学金と浪費による借金。資格制限の問題もあり個人再生を申立て。

学生時代に奨学金を得て社会人になったSさんでしたが、会社に入って始めた競馬で借金苦に陥ってしまいました。借金の理由が理由だけに自己破産は望めず、個人再生での解決を探りました。

ご相談者様

Sさん(20代  男性)
職業
会社員
借入先
日本学生支援機等
債務総額
500万円

Sさんは学生時代に総額200万円の奨学金を日本学生支援機構から借り、卒業後から返済を始めました。ところが、社会人になって給料をもらうようになったSさんは競馬にのめり込むようになり、馬券に給料の多くをつぎ込むようになっていきました。給料内で資金投入している間はよかったのですが、負けが込んでくるとその分を取り返そうと大勝負に出る…。これを繰り返すうちに給料だけでは資金が足りなくなり、銀行やカード会社からも借入れるようになりました。

ご相談時の借金状況

3年ほどこのような生活を繰り返しているうちに、借入額は一気に500万円にまで膨らんでしまいました。こうなると、毎月の手取り収入からの返済ではとても追いつきません。月々の返済は10万円を超えており、このまま支払いを続けるのは困難でした。

解決までの道のり

Sさんから事情をお伺いしたところ、奨学金は機関保証で家族・親戚が保証人になっているわけではないことから、個人再生・自己破産を進められる可能性があることが判明しました。ただ、Sさんに免責不可事由に抵触する可能性が高いことや、自己破産による資格制限が就業に影響することが懸念されたため、自己破産ではなく、個人再生手続きを進めることになりました。

その結果、Sさんの500万円の借金と奨学金200万円の合計700万円は140万円に圧縮になり、月々の支払は約4万円となりました。Sさんは、会社で財形貯蓄をされていましたが、金額が数十万円程度であったため、返済額が140万円より大きくなることはありませんでした。

解決するには

自己破産で免責が得られれば、500万円という高額な借金は帳消しにできたのですが、Tさんの場合は借金の理由が免責不可事由(免責が認められない条件)の対象であるギャンブルであったため、自己破産の道はあえて避け、個人再生での解決を目ざしました。また、Tさんは 生命保険募集員(保険外交員)としての資格をお持ちでしたが、個人再生を選んだことで、自己破産者に課せられる資格の制限についても何ら制約を受けずに済みました。

担当弁護士のまとめ

奨学金の支払が苦しいという相談が最近多く寄せられています。奨学金は、家族・親戚が保証人となっていると保証人の方に迷惑をかけてしまいますが、家族・親戚が保証人とならない機関保証の場合、整理をしても保証人に迷惑をかけることはありません。奨学金を借り入れた機関に相談するのが第一の方法ではありますが、支払の猶予が得られる可能性があるのみで、支払っていかないといけないことは変わりません。借入額も大きいことが多いですので、弁護士に相談して根本的な解決策を探るのが一番です。
Sさんの場合、借入の原因や資格制限の問題から自己破産ではなく個人再生を選択しました。このように弁護士に相談することで借金問題の適切な解決方法が見えてきます。一度ご相談ください。
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