借入額はいつの間にか1000万円にもなり、返済額は月15万円以上。限界を感じたSさんは、借金の圧縮ができないかと相談に来られました。
任意整理過払い金請求
2020/11/30
過払金を回収して、任意整理で問題を解決
ご相談者様
Sさん(50代 女性)
職業 |
会社員 |
---|---|
借入先 |
銀行・クレジットカード |
債務総額 |
7社 1000万円 |
住所 |
和歌山県 |
Sさんは、生活費が不足することがあり、長年クレジットカードや銀行からの借入を繰り返していました。
ご相談時の借金状況
解決までの道のり
クレジットカードは、1998年(平成10年)頃からキャッシングも使っているとのことでしたので、過払金が発生する可能性が考えられました。ただ、全体の借入額が1000万円あり、そのうち600万円は銀行からの借入であったため、相当額の債務が残ることが予想されました。そのため、任意整理で支払いをしていくのは困難と見られ、借金を圧縮する必要があると考えられたため、個人再生の手続きを選択しました。
当事務所が関わった結果
ご依頼後、残る債務額と過払金を調査すると、債務は650万円まで圧縮になり、過払金は550万円ほどと判明しました。過払金で債務を返済すれば、債務が大きく減りますので、個人再生の手続きまでする必要はなく、最終的に、任意整理で借金問題を解決することができました。
担当弁護士のまとめ
思った以上の過払金を回収し、個人再生ではなく、任意整理で解決ができた事案です。個人再生は、債務を圧縮できる代わりに、申立をする人は、財産・負債・収支等について様々な資料を準備しないといけません。本件は、過払金により大幅に債務を圧縮するとともに、個人再生から任意整理に切り替えることで、資料準備の負担も回避できた事案です。
古くから消費者金融やクレジットカードで取引をしている方は、思った以上の過払金が発生することがあります。それにより借金問題を解決できたり、過払金の回収ができることもあります。古くから取引をしていて過払金のことが気になる方は、一度弁護士にご相談いただければと思います。
古くから消費者金融やクレジットカードで取引をしている方は、思った以上の過払金が発生することがあります。それにより借金問題を解決できたり、過払金の回収ができることもあります。古くから取引をしていて過払金のことが気になる方は、一度弁護士にご相談いただければと思います。